歯周病の段階
歯周病にはいくつかの段階があります。初期は自覚症状がほとんどなく、発見が難しいと言われていますが、特徴的な症状がいくつかあり、チェックすることは可能です。
初期の歯周病は歯肉炎とも呼ばれます。歯茎が赤くなって腫れあがった状態です。細菌が繁殖し、軽い炎症を起こしています。歯磨きをすると出血することが多いのが特徴です。この段階ではまだ組織そのものは喪失しておらず、正しいブラッシングや歯科医でのプラークの除去によってもとの状態に戻すことができます。
歯肉炎が進行してしまうと本格的な歯周病へと発展していきます。この段階から組織が破壊されるようになるのですが、歯肉炎との区別はほとんどなく、痛みなどの自覚症状もほとんど感じられません。やはり歯磨きの際に出血することが多いのが特徴で、この段階で治療に移ることができるかどうかが歯周病対策の重要なカギを握ることになります。
歯周病の中期にまで達してしまうと組織が本格的に破壊されるようになり、被害は歯槽骨にまで達します。出血のほか膿が生じることも多くなり、この時点で気づく人も多いようです。この段階になると歯周ポケットもかなり深くなり、見た目にも歯周病であることに気づくことが多いようです。
重度の段階にまで達してしまうと歯茎がブヨブヨとした状態になり、歯がグラついたり、口臭が出てくることもあります。歯周ポケットもかなりの深さになってしまっており、治療もかなりの困難が伴うようになります。さらに進んで末期にまで達すると歯が抜け落ちてしまうこともあります。
このように、歯周病には段階があります。治療も早ければ早いほど対処が楽になります。日ごろから歯周病のシグナルをチェックしておきたいところです。


